企業のIT環境では、新しいPCやタブレット、スマートフォンなどのデバイスを導入する機会が増えています。特にテレワークの普及や業務のデジタル化に伴い、端末のセットアップや初期設定、ソフトウェアのインストール、ネットワーク設定、セキュリティ対策といった作業はますます複雑化しています。こうした「利用開始までの準備作業」を総称してキッティングと呼びます。
キッティングは単なる開梱や周辺機器の接続だけでなく、OSのインストール、マスターイメージのクローニング、アプリケーションやツールの導入、ライセンス認証、動作確認、管理番号やラベルの貼付など、多岐にわたる工程で構成されます。適切に行わなければ、セキュリティリスクや業務の停滞、不具合発生といったトラブルにつながる可能性があります。
しかし、数十台から数百台といった大量の端末に対してこれらの作業を社内の担当者だけで実施するのは、大きな作業負担や時間、人件費の増加を招きます。そのため、近年ではキッティングサービスを提供する専門業者にアウトソースする企業も増加しています。外注によって効率化や品質の均一化、運用管理の最適化を実現できるケースも多く、IT部門の負担軽減に有効です。
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「突然パソコンが動かなくなった!」そんなトラブルは誰しもが経験したことがあることだと思います。さらに余裕のない時に限ってパソコンのトラブルが起こるというのはよくある話です。そんな時、ある程度の対処法がわかっていれば、焦ることなく対処することも可能となります。そこで本日は、パソコンにトラブルがあった際にできるトラブルシューティングをご紹介していきます。
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パソコンにインストールするソフトウェアの購入時などに「32bit(ビット)用」や「64bit(ビット)用」などの記載を見て違いがよくわからず、自分のパソコンがどちらなのかわからなかった経験がある方は少なくないと思います。
どちらのパソコンなのか確認することはできても、一体どのような違いがあるのかはわからない方も多いのではないでしょうか。
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自社でセキュリティ対策を行う場合、ツール選定や設定などに多大な手間やコストが掛かります。こういった手間やコストを減らして効率のよい運用を確保できるのが「UTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)」です。
総合的なセキュリティ管理が求められている今、UTMはそれを実現するツールとして注目されています。しかし、UTMは決して安価な機器ではありませんので、安易に導入するととは割けたいところです。
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ITは日常生活・企業活動でも、すでに欠かすことのできないものとなっています。
特に企業活動では、IT機器やシステムがトラブルで止まってしまうと事業を継続することができないほど浸透しています。
そして近年では大規模な地震などの自然災害やサイバー攻撃などが発生した場合であっても、ビジネスを継続することができるようにIT機器やシステムの対策をしておくことが求められるようになりました。
そこで注目されているのが「IT-BCP」です。
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2020年に始まり2023年に一旦は収束した新型コロナウィルスの猛威は世界の生活環境に大きな変化をもたらしました。中小企業においてはコロナ禍がもたらした最も大きな変化はテレワークの導入だと言えるのではないでしょうか。
コロナ禍以前は遅々として導入が進まなかった中小企業のテレワーク導入ですが、非常事態宣言の発令などにより、テレワークの導入を検討せざるを得なくなったことにより導入が一気に加速しました。
しかし予期しなかった急速なテレワークの導入は弊害も多く見つかっており、下記のような課題が浮き彫りとなりました。
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現在、何かのプロジェクトを進めるにあたり、どこかにデジタルデータを保存しておくことは必須事項と言えます。しかし、ただ自身のパソコンに保存しておけば安心というわけではなく、バックアップや保全のため複数の場所に保存する必要があります。
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今では、どんな業種の仕事であっても、日常生活をしていても、知らず知らずのうちに多くのITシステムやIT技術が使われていると言っても過言ではありません。
どのようなITシステムであっても、その背後には「サーバ」というIT機器(技術)が必ず使われているのです。
では、一体「サーバ」とはどのような機器なのでしょうか。
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パソコンやサーバなどのコンピュータは、主にCPU・メモリ・ストレージなどの要素で構成されます。
ストレージには、主にパソコンに搭載される内蔵ドライブや外部媒体として使用される外付けドライブがありますが、その中でも「SSD」「HDD」などの種類があります。
高額なストレージの代名詞であったSSDは、近年では随分と価格が下がりました。パソコンに搭載するには躊躇する金額であったSSDも、今や当たり前のように内蔵されています。
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作業中、パソコンの起動に時間がかかるなあとイライラしたことはありませんか。
起動が以前よりも数段遅くなっていると感じても自分では原因がわからず、情シスなどに問い合わせをして応答を待つケースも少なくありません。
パソコンの起動が遅くなる原因はさまざま考えられますが、パソコンの経年劣化だけに限らないので注意が必要です。もし原因を知って自分で解決できるようになれば、効率的に作業することも可能になります。
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社内にサーバーが設置されているサーバールームがあったり、データセンターを借りていてサーバーをオンプレミスで設置している企業もまだまだ少なくないでしょう。
しかし、近年ではAWSやAzure、gcpといったクラウドサービスの利用が増えており、オンプレミスからクラウドへ移行する企業も増加しています。
リプレースを検討するタイミングとしては、オンプレミスで設置しているサーバーのハードウェア保守の期間切れの時期に検討する企業が多いでしょう。
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コロナ禍が落ち着いてきていることもあり、リモートワークからハイブリッドワークに切り替え、併用しながら業務をしている人も増えています。そのような背景からか、デスクトップパソコンより、持ち運びできるノートパソコンを導入する企業が圧倒的に多いようです。
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「Windows Server 2012/2012 R2」は、いよいよ2023年10月にサポート期限が終了します。すでに1年を切っておりあまり余裕がないため、まだ対策をしていない方は早急に対応を行うべきです。
対応しないまま期限が来ると、セキュリティや作業効率性などでリスクを抱えたままサーバーを運用しないといけません。
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社内のサーバーを安定して稼働させるため、サーバーの保守業務は非常に重要です。日常のメンテナンスや、障害発生時の対応などさまざまな状況に耐えられるように準備と対策をしなくてはなりません。
ただし中小企業では、サーバーの保守業務の範囲等を把握できていないケースも見られます。またメーカーのハードウェア保守だけを利用していると、保守業務が正常にされていないこともあるのです。
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「EOL」や「EOS」という言葉を耳にしたことがありますか?日本語で言えばサービス提供終了、販売終了のことですが、企業のIT機器やソフトウェアは常にこの製品ライフサイクルにさらされています。
身近なところですとIEのEOLが実行されましたが、Windows10が2025年10月にサポート終了、他にもWindows Server 2012の延長サポート終了が2023年10月と迫ってきています。
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2021年年から起こっていて2022年になっても半導体不足の状況が続いています。
テレワーク導入を検討している最中、半導体不足を理由としてノートPCが調達できず、業務に影響が出てしまう企業も多かったのではないでしょうか。
半導体は
などの電子機器に使われており、電子機器が組み込まれている製品には必ずと行っていいほど半導体は使用されています。
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