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PC(パソコン)買い替え時のデータ移行!効率的に実施するための事前準備から移行方法と注意点まで解説

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パソコンのデータ移行

作業負荷軽減しましょう!

PCの運用管理を任されている中小企業の兼任IT担当なら、PC買い替えのタイミングで企業の重要データ移行をご自身で対応する機会も少なくないでしょう。

本業で忙しい兼任IT担当者に向けて、当記事ではデータ移行の方法と注意点を解説します。

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PC(パソコン)買い替えで移行すべきデータとは

新しいPCに買い替えた時、円滑に業務を継続するためには使っていたPCからデータの移行が必要です。
なぜなら、PCには各種ドキュメントや会社提供アプリケーションシステム、ソフトウェアの設定がされているからです。また、移行漏れがあると業務に支障が出る可能があります。
ここでは、PC買い替え時に移行すべき主要なデータを紹介します。

ユーザーフォルダー

1つ目の移行すべきデータは、ユーザーフォルダーです。
ユーザーフォルダーには、デスクトップ情報やダウンロードファイル、個人フォルダー、写真、ユーザー辞書など、大切な情報が登録されています。
一般的にユーザーフォルダーはCドライブなど意識しにくい場所に保管されているため、移行を忘れないよう注意が必要です。

メールアカウント

2つ目の移行すべきデータは、メールアカウントです。
買い替え前と同じメールアドレスを新しいPCで使用したい場合、メールアカウントの設定情報を移行するとスムーズに業務を再開できます。

アドレス帳

3つ目の移行すべきデータはアドレス帳です。
業務を行うにあたり、クライアントのメールアドレスはもちろん、連絡先リストやグループアドレス情報は必要不可欠です。アドレス帳を移行することで、新しいPCですぐにメール業務を再開することができます。

メール送受信データ

4つ目の移行すべきデータはメール送受信データです。
outlookなど、過去のメールのやりとりは業務を進める際に見返すことも多いため、メール送受信データを履歴として保持しておくことが望ましいといえます。
メールの送受信データも忘れず、移行の対象としましょう。

PC(パソコン)買い替えでデータ移行したい時の事前準備

PC買い替え時のデータ移行は、予想以上に時間がかかることがあります。効率的かつ確実にデータ移行を行うためには、事前の計画と準備が重要です。
ここでは、データ移行したい時にどのような事前準備をすべきかを紹介します。

移行するデータの整理

事前に移行するデータの整理を行うとスムーズです。
プリンターなどの周辺機器や、ブラウザのお気に入りサイトなど、忘れやすい移行データの取り扱いも検討します。次に、不要データ消去、重要データのアーカイブなどの作業を行います。
データ移行の抜け漏れ防止や移行時間の短縮にも効果的です。

有料ソフトのライセンス引き継ぎ

新しいPCで有料ソフトを継続利用したい場合、ライセンスの引継ぎが必要となります。
多くの有料ソフトはライセンスベースで動作しているため、新しいPC上でライセンスの再インストールや転送を行います。その際にライセンスキーの入力を求められるため、移行前にライセンスキー情報を控えておきましょう。

データ移行する時間の確保

データ移行は、移行するデータ量や方法、手段によって移行時間が異なります。
データ移行を自分で行う場合の注意点として、事前に移行データ容量などを確認しておくことが重要です。半日など十分な時間を確保し中断しないように完了させましょう。
データ移行時には、HDDやUSBメモリー、SSDなどの外付けハードディスクにデータを移動することをおすすめします。

PC(パソコン)買い替え時のデータ移行方法5選

PC買い替え時のデータ移行には、どのような方法があるのでしょうか。
ここでは、データ移行の方法を5つ紹介します。

1.クラウドサービスを活用する

1つ目のデータ移方法は、クラウドサービスの活用です。
インターネット接続している場合、Google DriveやDropbox、OneDriveなどのクラウドストレージサービスを活用すると、データを一時的にネットワーク接続してインターネット上にアップロードし、新しいPCにダウンロードすることができます。
メディア紛失リスクがなく、その後の廃棄や処分方法を考えなくてよいことがメリットとしてあげられます。

2. HDDやUSBを使う

2つ目のデータ移行方法は、HDDやUSBを使う方法です。
外部ストレージを使用すると、買い替え前のPCからデータをコピーして、HDDやUSBを経由して新しいPCに読み込むことができます。
大量のデータを移行する場合に効果的な方法です。

3.バックアップソフトを利用する

3つ目のデータ移行方法は、バックアップソフトを利用する方法です。
バックアップソフトを利用すると、買い替え前のデータや設定を一括で保存し、新しいPC上に復元することができます。
フリーソフトや有料ソフトなど複数のバックアップソフトがあるため、それぞれのメリットやデメリットを含めて検討しましょう。

4.LANケーブルを使用する

4つ目のデータ移行方法は、LANケーブルを使用する方法です。
買い替え前のPCと新しいPCを直接LANケーブルで接続し、高速に移行可能です。
また、USBポートを装備した2台のパソコン同士をリンクケーブル経由で簡単に手動でデータのコピーや移動をできます。
新しいPCから移行元のフォルダーを手軽にチェックすることができるため、比較的簡単にデータ移行が可能となります。

5.データ移行のプロにまかせる

5つ目のデータ移行方法は、データ移行のプロにまかせる方法です。
専門のITサポート業者などに依頼すると、効率的かつ移行漏れなくデータ移行が可能になります。
PCの運用管理を任されている中小企業の兼任IT担当で検討に時間が割けない場合や大量のデータを移行する場合、特に有効な方法です。

PC(パソコン)買い替え時のデータ移行の注意点

データ移行の注意点

上記で述べた通り、PC買い替え時のデータ移行は必須の作業といえます。
では、データ移行で注意すべき点はあるのでしょうか。ここでは、PC買い替え時のデータ移行での注意点を紹介します。

IDPASSとアプリは移行できない

多くのアプリケーションやサービスにはセキュリティを高めるために、IDやパスワードが設定されています。
これらは、セキュリティ上の理由から新しいPCに直接移行されません。
MicrosoftアカウントなどWindowsの初期設定時のOS認証ログイン時に必要な情報は必ず控えておきましょう。

長時間の電源の確保が必要

データ移行作業中にPCの電源が切れると、データ損失や移行に失敗する可能性があります。
データ移行が途中で失敗してしまうなどのトラブルが起きてしまうため、長時間の電源確保が可能な環境で移行を行いましょう。
ACアダプタで電源に接続するか、PCをフルチャージにしておくことをおすすめします。

PC(パソコン)買い替え時のデータ移行を家電量販店に依頼するときの費用相場

家電量販店では他店で購入したPCもサポートしており、費用は12,980円からです。(2023年9月現在)

ヤマダデンキ「PC設定サポート」のデータまるごとお引越しサービスの費用は1台あたり会員価格12,980円、一般価格15,950円となります。

参照元:株式会社ヤマダデンキ PC設定サポート 

ノジマ「あんしん出張設定サポート」の費用は1台あたり18,150円からとなります。
参照元:株式会社ノジマ「あんしん出張設定サポート」

ビックカメラ「PCサポートメニュー」の費用は100GBで18,000円からとなります。
参照元:ビックカメラ「PCサポートメニュー」

パソコンメーカーごとの移行手順書作成や無料ツールの選定、予期せぬ問題の原因究明などに時間を費やすことを考えれば便利で安心なサービスといえるでしょう。

クラウドサービスでデータ移行するなら「IT導入補助金2023」の活用も検討しよう

クラウドサービスでデータ移行をする場合、IT導入補助金2023の活用を検討しましょう。
IT導入補助金2023とは、中小企業や小規模事業者が業務効率化やデジタル化を図れるように日本政府が補助金を支給する制度です。
IT導入補助金には5つの種類があり、オンラインストレージ関連ソフトを導入した場合は「通常枠」で申請が可能になります。
2023年のIT導入補助金を活用してパソコンを購入する場合、補助上限金額は10万円です。購入額の半分に相当する金額が補助金額となる補助率も上限として定められているため、詳細を公式ホームページで確認することをおすすめします。

参照元:一般社団法人 サービスデザイン推進協議会「IT導入補助金2023」

手間をかけずに確実にデータ移行をしたいなら、ITボランチにお任せください

手間をかけずに確実かつ快適にデータ移行を行いたい場合、ITボランチがおすすめです。

ITボランチは、企業のIT課題を解決するIT保守業務専門の会社です。
ITボランチのデータ移行サービスは、買い替え後に影響をでることを少なくすると共に、移行前のPCとほぼ同様に新しいPCを利用できるます。もちろん、各種ソフトウェアなどの移行にも対応可能です。

今回紹介したデータ移行は、買い替え後のPCで業務を継続するためには必要不可欠な作業といえます。
PC買い替え時のデータ移行で手順を都度確認しつつ、恐る恐る作業を進めているようなケースや、できる限り移行時間を短くしたいケースなど、確実かつ安全にデータ移行したいと考えているIT担当は、ぜひITボランチに一度ご相談ください。

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